【WEBデザイナー】実は挫折する人が多い業界、現実は甘くない。

WEBデザイン
まめしば
まめしば

昨今のWEBデザイナーブームに一言言いたい!ということでこのテーマにしました!

まめこ
まめこ

現実は甘くない…か。シビアね。

【WEBデザイナー】実は挫折する人が多い業界、現実は甘くない。

ここ数年見かける「主婦でも稼げる!WEBデザイナー」「在宅で片手間でできる!」「家事・育児しながらも仕事ができる!」という広告。

女性と子どもがパソコンを触っている

中にはもちろん、できる方もいるとは思いますが、果たしてそんなに簡単に上手くいくのでしょうか。

世の中簡単にお金を稼げることはほぼありません。

みんな、お金を手にするまで途方もない努力をしているのです。

それを理解せずに「簡単にお金が稼げる!」と思ったらそれは間違いであるということを伝えたいのです。

なのでWEBデザイナーに対して以下のように考えている方は要注意!

  • なんとなくおしゃれそうだからWEBデザイナーになりたい
  • カフェでパソコンを開いてかっこよく仕事してみたい
  • デザインだけならなんだか簡単そうだからやってみたい
  • スキマ時間にお小遣い稼ぎができそうだからやってみたい
  • 自分が好きなデザインだけを作成したらOKだと思っている

ええ~、私はなんとなくおしゃれそうだから始めたいと思ったよ!

わかるよ、でもその感覚のままWEBデザインの勉強をしたら挫折する確率が高いと思ったからよく考えてほしいんだ。

もしもスクールに通うことになったら高額な費用を払わないといけなくなるし、それが無駄になるような行動はしてほしくないんだよ。

スクールに入ったからといってすぐに順風満帆っていうわけではないのね…

ちょっと冷静に考えないとかも…

WEBデザイナーの仕事は実際おしゃれではない

女性がパソコンを操作する

WEBデザイナーに対してなんとなくおしゃれそうだからという憧れを持つ人は多いのではないでしょうか。(※上の画像のようなイメージ?)

しかしどちらかというと控えめでコツコツ仕事をこなす方が多いイメージです。

というのも、WEBデザイナーは技術職、パソコンとほぼ一日中にらめっこ。修正があれば素早く対応。むしろ休憩時間少な…なんてことも。クライアントにせかされ、修正の繰り返しで残業も多く心身共に疲弊している人も割と多いのです。

たまに疲弊してパソコン前でうたた寝している人も…。

なので、スタバでコーヒー飲みながら楽しそうに作業しているとかはほんの一部分を切り取ったものだと解釈していただいたらと思います。w

WEBデザインは簡単ではない

パソコンを見て悩む女性

CANVAなどが有名になり、簡単にデザインができてしまうように思われる方も多いのですが、実際のWEBデザインは注意すべき点がたくさんあります。

CANVAはテンプレートが用意されていますが、一からデザインを作ることは骨が折れる仕事です。

「余白」「フォント」「配色」「配置・レイアウト」から始まり、「視認性」「サイトの構造」…実はありとあらゆる技術と能力が必要になってきます。

なので片手間でできる仕事だとは思わないで頂きたいのです。

育児と両立できるかもしれませんが、現実は子どもが寝ている間に必死に行うか、深夜か早朝を利用して仕事をこなすことになります。

未経験からでもWEBデザイナーになれますが、相当の努力を必要とします。


月収が高いのは休みなく働いているからというケースも

頭を抱える女性

たまに「月収50万円」稼いでいるデザイナーさんもいますが、実は休みなしで睡眠時間を削っているというケースも…。これでは思っていた現実と違いますよね。

この場合は体調を崩したりする可能性が高く、継続的にお金を生み出すことも困難です。

体調だけでなく、家庭環境にも悪い影響を与えかねないので注意が必要です。

そもそも「稼ぎたい」のであれば「WEBデザイナー」でなくてもいいのです。

おしゃれなだけのデザインは自己満足でしかないという事実

パソコンを操作する人

「おしゃれなデザインが好き!」「おしゃれなデザインが作りたい!」といった考えは間違いではありません。実際おしゃれなデザインを必要としているクライアント様もいるからです。

しかし、お金をもらうからには自己満足のデザインではなく、お客様の意見を尊重したデザインを作りこまなければならないのです。

この考えを形にするということは実はとても難しいことなのです。

なぜなら自分の頭の中で考えているイメージとお客さんのイメージは異なるからです。

なので「ヒアリング」が重要になってきます。

お客さんのイメージをとにかく事細かく聞いてそれを形にする。

そしてただそのまま作るのではなく、「こうしたらもっと良くなる」「売り上げを伸ばすにはこのような言葉がいるのではないか」などの「提案力」も必要になります。

正直デザインだけ作れるデザイナーは溢れています。

そのため、「なぜこのデザインにしたか」という「デザインを説明できる力」・「言語力」が求められています。

ただ好きなようにデザインするのはデザインではなくアートなので、そこをはき違えないようにしなければなりません。

在宅でできるけど子育てと両立はやっぱり大変

子どもの横で在宅ワークをする

在宅でもできることで主婦にも人気の職業であるWEBデザイナー。

私もその一人でした。

ただ今在宅で仕事をしていますが、子育てをしながらの在宅での仕事はなかなか大変だと思います。

まず、「集中できない」

子どもは好き勝手話しかけてきます。w

その度に仕事を中断して、戻ると「どこまでやってたっけ?」となり思った以上に仕事が進まない…なんてこともよく耳にします。

子どもも邪険にできない、でも仕事には納期がある…と結局仕事と子どもの板挟みになってしまうケースがあるのです。

結局、子どもが寝た後に睡眠時間を削って仕事をする…ということに。

ある程度の年齢のお子さんでしたら良いかもしれませんが、幼児の育児との両立はお母さんが大変かもしれません。

保育園に預けれるのであれば問題ないかと思いますが、自宅で一人で見るとなると思った以上に大変である可能性が高いです。

挫折するフリーランスWEBデザイナーは多い

なんとなく…。で始めたWEBデザイナーの方に多いのは途中でしんどくなって挫折してしまうケースが多いです。

特に副業で始めた方で上手く案件獲得ができなくてやめてしまう人は多くいます。

デザインがそこまで好きではなかった、ソフトの使い方がわからず諦めた、コーディングやプログラミングが難しい、営業できない、思ったより稼げないなどの理由で勉強を辞めてしまう方、フリーランスから会社員に戻る方は多いです。

最初は単価が低い、嫌なクライアントにあたるなどのケースもあるので、「デザインが好き」なだけでは正直しんどいと思うこともあるかと思います。

ここまで読んで、「WEBデザイナー」ってたいして稼げないんだ。大変そうだしやめよう。と思われた方もいるかと思いますが、どの職業も同じです。

最初から上手くいく方なんていないのではないでしょうか。(いたとしたらその方は天才です)

もちろん、努力次第では「自由もお金も手に出来るデザイナー」になることは可能です。

ただ最初から全て上手くいくと軽く考えないでほしいのです。

正直、WEBデザインを20年続けているベテランとスクール卒業したてのデザイナーでは同じWEBデザイナーであっても全然技術力も経験違います。

なので「簡単にWEBデザインができる!」と思っていたとしたらそれは間違いです。

まとめ

今回は少し厳しい現実を書かせて頂きましたが、WEBデザインを「簡単に」「片手間で」できるとは思ってほしくなかったのです。

今後WEBデザイナーとして仕事をしていく過程で不安になること、辛い事、しんどい事、楽しい事、たくさんあると思います。

私もそうでした、デザインが好きだったのにある日もう嫌になって数日やらなかった時がありました。でもやっぱり好きだからまたやりたくなるんです。失敗も今度はこうしよう、と次に活かせる経験になります。

WEBデザイナーを本気で目指している方は今後多少大変なことがあってもすぐに諦めることはないと思います。そんな方を今後もブログを通して応援できたらいいなと思っています。

一緒に頑張ろう!

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