こんにちは、まめしばです。
今日はフリーランスで働くのは厳しい?をテーマに話していきます。
フリーランスって自由!って感じで憧れちゃうな。
そうだね、でもフリーランスは自由な分、収入が安定しなかったりするデメリットもあるから本当に自分に合っているのか見極めたいところだね!
【2024年】WEBデザイナー、フリーランスが厳しいと言われる理由
未経験からフリーランスを目指す場合、どの職業でもいえることですが最初は大変です。
最初から上手くいく人は少ないのではないでしょうか。
WEBデザイナーがフリーランスとして活動するのに大変な理由を以下にまとめました。
- WEBデザイナーが飽和している
- 仕事の単価が低い
- 実績がないと案件が獲得できない
- 収入が安定しない
- 様々なクライアントと仕事をしていかなくてはならない
WEBデザイナーが飽和している
今はSNSやWEBサイトが普及したこともあり、ここ2~3年でWEBデザイナーの数が増えました。
経済産業省が公開している「IT人材需給に関する調査(2019)」によると、Webデザイナーを含むIT人材の需給ギャップが拡大傾向にあると推定しています。
SNSでもWEBデザイナーとして活動されている方を多く見かけます。
また、クラウドワークスなどではプロのデザイナーも多く活躍しており、未経験からWEBデザインを少し学んだくらいの人がその中に入って仕事を勝ち取ろうとしてもなかなかハードルが高いのです。
SNSなどでも発信してもお問い合わせに繋がらず、結局諦めてしまう人や会社員として戻る人が多くみられるのも現実です。
仕事の単価が低い
未経験からWEBデザイナーになったとしても、実績がなければ案件をとることは難しいです。
そのため仕事の単価も初めは安くなりがちです。
そのため数をこなさなければお金を稼ぐことが出来ず、心身共に疲弊してしまうデザイナーの方が多くいます。
自由に会社に縛られずお金を稼ぐはずが、単価の低い作業ばかりさせられて結局会社員時代の方が良かったなんてことも…
最初は仕方ないですが、技術をつけたら単価を上げていく必要があります。
実績がないと案件が獲得できない
これは上記でも話しましたが、実績がなければあなたがどのようなものをクライアントに提供できるのかわかりません。
そのため最初は実績作りのために低単価での作業をしがちです。
案件がとれないと収入にならず、結局会社員に逆戻りせざるを得ないのです。
また案件がとれない焦りからWEBデザイン自体を諦めてしまう可能性もあります。
いきなりフリーランスになるのではなく、ある程度副業などで実績を積んでからフリーランスを目指すことがおすすめです。
収入が安定しない
フリーランスは会社員と違って収入がその月ごとに変わります。
また、業務委託などの場合突然仕事が無くなるということも考えられるのです。
私の知り合いにも急に仕事が無くなったという方がいました。
会社的にも一番切りやすいのが「業務委託」の人なのです。
そのため、業務委託をされている方はそのことを念頭に置いておかなくてはなりません。
また、作業をしなければ収入がないので仕事を常に求める必要があります。
営業が苦手な人も営業をしていかなくてはならなくなるかもしれません。
様々なクライアントと仕事をしていかなくてはならない
よくフリーランスになれば苦手な人と仕事をしなくて済む。という話を聞きます。
しかし、フリーランスになっても全くの知らない人からお仕事を依頼されることもあるはずです。
そんな時に「連絡が滞る」「支払いがない」「修正回数がひどい」「安くたたかれる」などクライアントにも様々な人がいます。
そんな人にも一人で対処していかなくてはなりません。
WEBデザイナーのフリーランスの将来性
WEBデザイナーのフリーランスを今から目指す人も多くいるかと思います。
厳しいことを言いますが、ただスクールを出ただけではフリーランスで食べていくのは厳しい時代が来るかもしれません。
ひと昔前まではそこまでWEBデザイナーがいなかったことや、ある一部の人しかデザインのソフトを使えなかったのが今では「CANVA」というデザインツールができ、誰でも簡単にデザインが作れる時代が来てしまいました。
そのため今後は今までより更にWEBデザイナーにとって「差別化」が必要になってきます。
今からWEBデザイナーを目指す方は今までもよりもよりデザイン性を求められますし、+αのスキルも必要になってくることでしょう。
なんとなくデザインが好きだから、かっこよさそうだから、稼ぎやすそうだからという考えではなかなか厳しい世界だと思います。
また常にアップデートが求められるデザインの世界では日々勉強とアウトプットが欠かせません。そのためそのようなことに苦痛を感じる人にはWEBデザイナーはおすすめしません。
WEBデザイナーはアーティストではなく論理的にデザインするものなのでただデザインがしたいからという考えでは継続するのは難しいでしょう。
稼げるフリーランスデザイナーになるには?
稼げるWEBデザイナーになるにはどうしたらいいのでしょうか。
- ポートフォリオを作成する
- WEBデザインを必要としている人がいるプラットフォームに登録
- SNSなどで自身の作品を定期的に発信する
- 身近な人に声をかけてみる
- 営業を自ら行う
1.ポートフォリオを作成する
まずは自身が何を出来るのか、どのようなデザインを提供できるのかなどを一つのサイトにまとめましょう。このサイトを見て依頼者から依頼が来るかもしれませんし、転職の際などにもアピールの一つになります。
2.WEBデザインを必要としている人がいるクラウドソーシングに登録
次にWEBデザインを必要としている人がいるような環境に登録しましょう。
初心者にもおすすめのクラウドソーシングを以下にまとめました。
- ランサーズ
- ココナラ
- クラウドワークス
上記のクラウドソーシングは初心者の方もたくさん登録しており、案件数も豊富のため比較的案件を獲得しやすいです。
また、クライアントと自分の間に仲介業者が間に入っているため支払いの際のトラブルが少なく、個人での取引よりも安心安全といえます。
3.SNSなどで自身の作品を定期的に発信する
インスタやTwitterなどを経由してお仕事をもらえる場合があります。
インスタやTwitterへの登録は無料でできるので使わない手はありません。
特にインスタとWEBデザインは相性が良いのでポートフォリオ代わりに使用する人も多くいます。
インスタやTwitterなどに登録したら定期的に自分の作品を発信していきましょう。
できれば毎日更新するのがおすすめです。
ポートフォリオにも自身の作品のアップデートを随時していきましょう。
4.身近な人に声をかけてみる
私も最初の案件は仕事の知り合いの方でした。
紹介からのお仕事の方が信頼関係も築かれているのでやりやすいですし、継続案件に繋がる可能性が高いです。
またその方からの紹介でお仕事が増えていく可能性もあります。
実績にもなるのでまずは知り合いの簡単なお仕事から試してみるのが初心者にはおすすめです。
5.営業を自ら行う
営業が苦手…という方も多いかと思います。私も営業をする前は営業なんて仕事絶対したくないと思っていました。しかし、営業をし始めたところ、WEBサイトを作ることで役に立てた、喜んでもらえたという経験から営業という仕事が好きになれました。
断られたらそれでいいんです。でも中には「実は今そのことで悩んでいて…」「どうしたらいいのかわからない…」という人がいるんです。
その人たちからは感謝され、長期にわたってお手伝いさせて頂いたり、相談にのったりということがありました。
インスタのDMなどで気になった方に「何かお困りごとはないですか?何かありましたらご連絡ください。」くらいのメールでもいいんです。そこからお問い合わせに繋がることもあります。
まずは一歩初めてみてください!
まとめ
WEBデザイナーがフリーランスで働くのが難しいと言われる理由をまとめました。
- WEBデザイナーが飽和している
- 仕事の単価が低い
- 実績がないと案件が獲得できない
- 収入が安定しない
- 様々なクライアントと仕事をしていかなくてはならない
WEBデザイナーになってフリーランスで活躍するにはデザインの質だけでなく「連絡のレスポンスが早い」「納期を守る」「希望以上の作業をしてくれる」などの人間性も大事になってきます。
そしてそれは会社という枠を離れ、全て自分自身でしていかなくてはならないのです。
そのため最初からフリーランスになるというのは正直おすすめしません。ある程度副業などで実績を積んで、収入が安定してからフリーランスになるというのも一つの手です。
とにかく簡単に最初からお問い合わせが殺到するなんてことはまずあり得ないのですから、フリーランスになるための準備をしっかりと計画的に立てていくことがおすすめです。
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