今回はWEBデザイナーの業務委託の闇を話していくよ。
業務委託だと自由な時間で働けるから働きやすいと思うんだけど…
そうだね、いい面もあるし悪い面もあるね！
ただ雇っている側の気持ちも知ることが大事なんだよ。
【WEBデザイナー】業務委託やめとけといわれる理由
業務委託には時間や場所に縛られないというメリットもある反面、いつ契約を切られるかというリスクも伴います。
今回は現場の人たちは業務委託の方をどう思っているのかなどなかなか知ることのできない現場の情報をお伝えしていきたいと思います。
※色々な考え方があるのでこれが全てということではないですが、こんな考えを持っている人もいるという感覚で読んで頂けたらと思います。
業務委託とは？
業務委託契約とは、発注者側が自社の業務を外部の企業や個人に任せる契約のことです。
フリーランスがクライアントから仕事を受注するにはまず契約を結ぶ必要がありますが、この際選択されることが多いのが業務委託契約です。
働く時間や場所などの決まりがないため、期日までに成果物を提供できれば比較的自由な働き方ができるのが特徴です。
業務委託のメリット
- 時間や場所に縛られず働ける
- 人間関係のストレスが減る
- 柔軟な働き方ができる
- 年齢など関係なく活躍できる
業務委託のメリットは柔軟な働き方ができるところです。
特に子育て中のママさんは家にいながら仕事ができたり、柔軟な働き方ができるのでおすすめの働き方です。
業務委託のデメリット
- 収入が不安定
- 全て自己責任になる
- 常に自己成長やスキルアップが求められる
- 仕事量などの管理が必要
業務委託契約では成果物や業務の遂行に対して報酬が支払われるため、その月に依頼された内容や数によって報酬が変動します。そのため収入が不安定になりがちです。
また、業務委託契約には期限があることが多く、期限内にクライアント都合で解約されることもあります。そのため何個か業務委託を結んだり、新たに契約先を自分で探す必要があります。
雇う側の人間はどう思っているのか
フリーランスの方にとっては融通の利きやすい働き方ですが、雇う側の考えはどうなのでしょうか。
私は現場で実際に雇う側人の意見を聞く場面がありるのですが、その際によく聞くのが、業務委託の人に対しては「そこまで重要な仕事を任せることはしない。」という事です。
ある程度のスキルがあれば任せられるような大量の仕事（誰でもできるような仕事）を何人かの業務委託の人に振っていくというイメージです。
「業務委託の人にそこまでデザインスキルを求めてない」
「業務委託の人にはデザインはこうして修正してください、という事は時間の無駄なのでこっちで修正する」
「業務委託の人に辞められたら困るからあんまり強く言わないようにしよう」
「この人はスキル低いからこの業務は任せられないから、これだけの量を振ろう」
などの意見を実際聞くこともあります。
かなり辛い事実ですが、業務委託の人に対してはとくに会社として成長を期待していないので（無理だと思ったら新しい人と契約を組むだけ）こういった考えを持つ人も多くいます。
業務委託で長く継続して契約してもらうには？
では、業務委託で長く継続して契約を結んでもらうにはどうしたらいいのでしょうか？
- 提案できる人になる
- スキルを幅広く持ち、色んなことに対応できる人になる
- 納期や約束事を守るなど当たり前なことをする
提案できる人になる
ただ業務をこなすのではなく、意見を求められたら提案したりすることでこの人はなくてはならない人と相手側に思ってもらうことが大切です。
ただ作業をする人間はたくさんいるので、替えがきく人間にならないように意識して仕事をしましょう！
スキルを幅広く持ち、色んなことに対応できる人になる
WEBデザインだけでなく印刷物を作成できる、動画編集ができるなど様々なスキルを持っていることで仕事を頼む側も色々な人に頼むよりも一人の人に頼んだ方が連絡がスムーズになり、手間も減り重宝されます。
これしかやらない。ではなく幅広く対応することで継続してもらえる可能性が高くなり、同時に経験も積めるので一石二鳥です！
納期や約束事を守るなど当たり前なことをする
残念ながら自己都合で途中で作業を投げ出したりする人や納期を守らない人も多く、そのため雇う側も「この人は本当に信頼できるのか？」と最初は半信半疑な場合が多いです。
そのため「納期を守る」「レスポンスを早くする」「こまめに報連相をする」人は安心感を与え、長期にわたって契約をしてもらいやすくなります。
逆に一度でも仕事をすっぽかしたり、連絡がとれなくなった場合にはその後のお仕事はもらえない可能性があるので注意が必要です。
まとめ
WEBデザイナーに限らず、「業務委託やめとけ」といわれる理由は、企業側の都合で契約が切られやすいというリスクがあるためです。同時に「使い捨て」の感覚で雇っている企業も多く、単調な仕事をふられることが多いため、作業する側もなかなかモチベーションを保つことができなかったり、成長を感じれない場合が多いです。
そのデメリットを知ったうえでいくつかの企業と契約を結ぶことはある意味リスクヘッジとして当然なので業務委託を結ぶときにはそういったデメリットも意識して契約するようにしましょう！
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